稲盛和夫さんの「生き方」から学んだ経営指針「人生・結果の方程式」
こんにちは! 石橋正裕です。
前回は、記憶法についての本を紹介しました。
言葉をいかにイメージ化することがポイントでしたね。
今回は、最近読んだ本ではないのですが、
以前、読んで感銘を受けた本について紹介します。
稲盛和夫さんのことを知らない人はほとんどいないと思いますが、
「京セラ」の創業者であり、経営破綻したJALの再建を成功させた
日本を代表する経営者ですよね。
(ちなみにケータイ事業のauでおなじみのKDDIの前身の会社を設立されたのも稲盛さんです。)
そんな、今でも多くの方から慕われている稲盛和夫さんが書いた「生き方」
すでに120万部を超える大ベストセラーになっているそうです。
2004年に出版されてから、15年近く経つ今でも、
自分の生き方を決める指針となっています。
いろいろ考えされられることが多かったのですが、
一番印象に残ったのは、
「人生方程式」についてです。
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
知能や運動神経を表す「能力」
やる気や覇気を表す「熱意」
が大事だということは、なんとなくわかっていました。
大事なのはここからで、さらに「考え方」が掛かってくる。
しかも「考え方」については「ー100~+100」まであるということ。
つまり、いくら「熱意」や「能力」があっても
マイナスの「考え方」をもっていたら結果はマイナスになり、
プラスの「考え方」をもっていたら結果は大きくプラスになるということ。
ついつい目先の利益や利害に流されてしまいがちですが、
あらためて、自分の理想を目指すことの大切さに触れた本です。